加工槽の過酸化水素(又は亜塩素酸ソーダ)濃度を吸光光度法で経時的に測定し、加工条件Fileに登録した濃度を、保持するために必要な過酸化水素(又は亜塩素酸ソーダ)原液の理論量を求め、連続的に計量注入して常に設定した一定の濃度を保持するように制御します。
一方、助剤の濃度制御は、同じく加工条件Fileに登録した、過酸化水素(又は亜塩素酸ソーダ)原液の注入量に対する注入比率に基づき、助剤の理論注入量を求め連続的に計量注入して常に設定した一定の濃度を保持するように制御する。NaOHは高感度のpH検出器を用いて、漂白液のpHを連続的に監視し、NaOHの補充でpHを一定に保ちます。
H2O2(又はNaClO2)濃度の測定・制御機能
pH測定/制御機能
NaOH補給制御機能
助剤濃度制御機能
測定、制御状況記録/表示機能
加工条件登録Fileによる制御切替機能
異常検出等自己診断機能
過酸化水素漂白と亜塩素酸ソーダ漂白兼用
pHを連続測定制御し、NaOH濃度の安定性を保証
漂白加工品質の安定化と制御濃度の安定性を保証
加工条件登録で、自動化管理実現
装置分類 | H2O2漂白加工制御 | NaClO2漂白加工制御 |
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測定方法 Measuring principle |
H2O2:吸光光度法 | NaClO2:吸光光度法 |
NaOH:pH測定法 | HCOOH:pH測定法 | |
濃度制御範囲 | H2O2:0~50g/l | NaClO2:0~50g/l |
最短測定サイクル | H2O2:3min/1測定 | NaClO2:3min/1測定 |
NaOH:連続測定 | HCOOH:連続測定 | |
測定精度 | H2O2:FS/1%> | NaClO2:FS/1%> |
NaOH:±0.05pH | HCOOH:±0.05pH | |
加工条件ファイル数 | 20File | 20File |
薬液制御ポンプ | 4台(Max:6台) | 4台(Max:6台) |